首都崩壊高嶋哲夫

首都崩壊著者高嶋哲夫

6標準的佳作、とりあえす合格レベルの作品

ジャンル、パニック、地震、政治、遷都

感想

高嶋哲夫に読者が求めているもの、それはやはりパニックであろう。

パニック作品は世に多数あれど、パニックが発生する前後の世界を、自然環境的な側面、政治的側面、経済面からのリアリティーと作品の度に生みだされる専門学問分野における救世主の活躍、そんなところが彼の作品の魅力ではないだろうか。

今回の作品も非常に大きなテーマを扱ったゆえ、期待を寄せて読み進めたのだが。。。

当作品は首都圏に大地震が発生することが事前に分かった時の国が世界がどのような動きをするかを著した政治色の強いあらしの前夜的な作品となってしまっている。

ネタバレ

その対策として打ち出されるのが、首都直下型地震災害が来るのであれば、混乱を最小限に抑えつつ公的私的投資による経済効果も見込める遷都を対抗策に決め打ちして突き進む、政治色の濃い作品となっている。

しかし問題は、この地震が発生しまたその後どのようになっていくのかという、一番知り得たい読みたい内容がすっぽりと抜け落ちているのである。

あたかも、遷都すれば、すべてか解決するかのように、そのあとの世界はなんとでのなるかのようにあっさりと流されたこの作品はなんとも中途半端で、要はおいしい前菜だけ食べされられて、メインやデザートは取り上げられたフルコース料理のような残念な作品であった。了

10超傑作、もう神の域

9最高傑作、間違いなくこれからも読み続ける珠玉の1冊

8傑作、もう一度読み返したくなる1冊

7秀作、十分に楽しめる作品

6標準的佳作、とりあえす合格レベルの作品

5凡作、可もなく不可もなくで読んでも読まなくてもよいレベル

4駄作、よほど暇であれば読んでもいいが

3失敗作、読む価値なし

2酷作、この作家の本は二度と手にも取りたくないレベル

1ゴミ、即破棄してもいい

首都崩壊(幻冬舎文庫)

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